平成最後を迎えて

 

消費税導入(平成元年)から始まり、バブル崩壊(平成3年)と経済情勢は目まぐるしく姿を変えました。
また阪神淡路大震災(平成7年)、東日本大震災(平成23年)、昨年の西日本豪雨などの自然災害も業況に影を落とし、“平成は世界を視野に入れたグローバリズムの時代”であると位置づけられてはおりますが、低成長・デフレ経済時代であったことは否めません。

 

本年度におきましては、5月に新天皇即位、7月参議院選挙、10月消費税が10%に引き上げなど、また新たな時代の幕が開きます。また、米中貿易摩擦の影響が日本経済にどこまで影響していくかの議論は誠に不確実なことに満ちております。

 

そんな中、京都におきましては、明るい話題がございます。
この春に京都経済センターの竣工を迎えます。
地元中小企業の育成・支援、また未来を担う次世代の経営者、ベンチャー企業の交流施設等併設と、時の変化にも敏感に迅速に対応でき、京都全体の中小企業発展の総合拠点となることを祈念いたします。

 

私共は小さな町にある小さな会社でございますが、次代の流れに沿いながら、決して取り残されることのないよう、身近にできる持続可能な発案を常に精神に持ち、新しい時代を走り続けたいと存じます。