1.つくる責任・つかう責任

黒ねこのタンバ~丹波産黒豆ゼリー

黒豆の甘納豆で有名な丹波のお菓子屋さんは製造のたびに廃棄していた煮汁を使用して寒天で固めたゼリーをつくり、その中に自慢の黒豆煮をちりばめました。ゼロエミッション型アンチエイジング商品というとこでしょうか。

2.地方特有

子持ち小鮎甘露煮

鮎のふるさと・琵琶湖に注ぐ安曇川の地より、京の都へ鮎を運んだことから店の歴史は始まりました。吉本鉄之助が捧げる鮎は姿麗しく美味なりと京の老舗料亭はじめ、宮中にも献上の栄誉を賜っておりました。代を重ね、やがて昭和となると鮎の養殖法が確立。当店もいち早く鮎養殖を営む池元として、稚魚から鮎を育てるようになりました。清冽な安曇川の伏流水を汲み上げた池で、自然とおなじように、ゆったりと泳ぎ育った鮎たちは天然物のような黒い背にとがった顔とほっそりとした優美な姿です。
 〜近江高島鮎池元吉本著書より〜

3.素材本位

寒天ぜんざい

原材料は、寒天とビートグラニュー糖、十勝産しゅまり小豆、ほんの少しの食塩。シンプルなだけに素材のおいしさがたっぷりお楽しみいただけます。寒天のなかにたっぷりと小豆をしきつめました。小豆のひと粒ひと粒、寒天のなめらかさ、ちょうど良い甘みが人気です。

4.伝える

高野山ごまとうふ

ごまを磨り潰した胡麻乳からかためてゆく高野山特有の製法。ご健康をバリエーション添えて祈ります。

5. 季節

新春の寿ぎ

口の中でほろりとくずれ、スーッと溶けてゆく四国産和三盆糖のやさしい甘み。京都の和菓子職人が心をこめて型をぬきます。松竹梅、鶴亀、そして干支をかたどった迎春干菓子。本年もご健康をお祈り申し上げます。