令和3年 元旦

 

明けましておめでとうございます。
本年もご健康であられることを心よりお祈り申し上げます。
そして、新型コロナウイルス感染症拡大による医療現場におきまして最前線で闘っておられます従事者の皆様へ心よりご慰労申し上げます。

 

見えないものに脅威を抱きながら、精神戦の連続の中で、本当に“考え続けた”1年間ではなかったでしょうか。私の地域でも当たり前のようにあった行事、懇親会のすべてが中止になり、あるはずだった親睦の場、笑顔、笑い声などが消え、ソーシャルディスタンスという名のもと、あんなに近かった距離が1~2mなどと数字で区切られてしまいました。それでも何とかこの現実を乗り越えようと地域のリーダーたちは舵を切ります。決断の難しさを痛感している毎日です。

 

私どもの食品流通業におきましても、緊急事態宣言後の稼働制限により、製造調整に次ぐ製造調整で究極の合理性を考えざるを他なかったと思います。

きっと、この考え抜いた1年間は、良かったことも悪かったこともすべて教訓として未来に活きていくでしょう。
いつ起こるかわからない自然災害対峙節も心におき、生きていくための新しいスタイルを誰もが考え始めるようになりました。前に進める人は前に進む、立ち止まらざるをえない人は慌てないで、さらに知恵を絞る、何も思いつかない人は身近な誰かを笑顔にしてあげることから始める。

 

一番大切なことは決してあきらめないことです。まだまだ続いていきます。
一日も早い収束を祈ります。